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プライベート・プレス──書物と紙片にまつわるエトセトラ
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DATE: 2012/12/30(日)   CATEGORY: 随想録
HURTS
 年の瀬をむかえ、今年相見えることのできた孤高の美を、魔女の一撃でむなしく聖夜を迎えた寝台の上でひとつひとつ思い出しておりました。



 なんといっても今年の一番は長い時間をかけて十四人で紡いだ《英国文学十四行詩集》の開催。敬愛する作家さま方との束の間の夢の小部屋は一生忘れ得ない、儚い故に麗しき記憶…

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 五月に開催した個展《バレエ詩集〜半喪のパ・ド・ドゥ》は、モーニング・オブジェ・コレクションとして、追憶をテーマにした作品をまとめて発表した初めての個展でした。

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 二月の大斎節に体験した聖トーマス教会の《マタイ受難曲》全曲公演、これはもはや音楽鑑賞ではなく宗教体験の域でした。男声のみの合唱、危ういまでに繊細なカウンターテナー、シュテファン・カーレ君の瑞々しい歌声にひとりさめざめと涙しました。

 孤高のバレリーナ、ロパートキナさんの公演を二度拝見できたのも希有なる体験。選ばれし者ゆえ、たったひとりきりで暗闇に超然と立ち続ける矜持に、本当に胸打たれました。

 嵐の夜に拝聴したアレクサンドル・ダローさんのピアノ、そしてサイン会にて至近距離で拝見したタローさん……神々しいまでの美に打たれ、もはや気絶寸前でした。。。

 人生の友、ペット・ショップ・ボーイズの新作《ELYSIUM》にも最高に感動。《Behaviour》と並ぶ最高傑作です。

 英国BBC制作の《シャーロック》にも夢中になりました。英国の英知と美意識が最高のかたちで結実した名作中の名作です。

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 エディ・スリマンの「サン・ローラン」のプレタポルテコレクション、ラフ・シモンズの「クリスチャン・ ディオール」オートクチュール&プレタポルテコレクションを拝見できたことも神様に感謝級の出来事。ふたりのFourth sexな美意識がどのように花開くのか……予想を遥かに超えた敬虔なる美に恍惚となり号泣しました。「仏蘭西の歴史には二本の偉大な蝋燭があり、一本がルソン・ド・テネブレの蝋燭、もう一本がジョルジュ・ラ・トゥールの絵の蝋燭」とパスカル・キニャールは言っていますが、それに倣い、現代の仏蘭西の地には、エディ・スリマンとラフ・シモンズ(ベルギー人ですが)という、二本の厳粛なる蝋燭が存在し、美への道筋を清廉に照らし続けている、と言いたいです。

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サン・ローラン

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クリスチャン・ディオール



 そして、日頃から親しくさせて頂いている敬愛する方々の純真で美しいおこころに今年も触れることができたこと・・・わたくしも皆様にふさわしい人間でありたい、と改めて願った一年でした。







 と、ひとり悦に入り、この一年を総括&追憶していたところに突然、神様からの最大級の美の贈り物……というより、美の爆弾ともいうべきシロモノが飛来したのです・・・

 英国人、美青年、二人組、80s英国ニューウェイヴ音楽、クラシックなスーツスタイル・・・この、私にとって超ド級な直球要素が全て揃い、つまりは音楽的にはデペッシュ・モードがペット・ショップ・ボーイズになってマーク・アーモンドがまぶされ、存在性としてはホームズ&ワトソンがギルバート&ジョージとペット・ショップ・ボーイズを経由してエディ・スリマンの写真の中に閉じ込められたような二人組をこの年の瀬に発見してしまったのです!

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元祖・英国人二人組ホームズ&ワトソン



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愛らしきギルバート&ジョージ



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愛しきニール&クリス

を経由して

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エディ・スリマンの写真
(ポール・シムノンの息子たち/2009年プラダ・メンズ・コレクション広告)


に閉じ込められたような彼らは

★★★英国人デュオ《HURTS》★★★

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HURTSの二人♪ セオ・ハッチクラフト君(左)とアダム・アンダーソン君

……う、美しい!!!

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美しい上に、80s的直球音楽を歌っちゃう!

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2009年にデビューしていた彼ら

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どうして誰も、私にこの福音を知らせてくれなかったのだろう!

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日本にも来日してた!(号泣)

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[HURTS]のタイポグラフィも美しい
ファーストアルバムのジャケットはまるで
ペット・ショップ・ボーイズ

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よりちょっぴり美しい僕ら

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80s英国音楽が好きな人間にはストレートど真ん中!



HURTS《Wonderful Life》
横で踊っているお姉さんがちょっと面白いが、、、



HURTS《Illuminated》
スタイリッシュでクールだけど、マンチェスター出身♪


映画《夏の嵐》や《嘆きの天使》の男装も彷彿とさせるPVも素敵!

HURTS《Better Than Love》
そして、シンセなポップです♪


時折激しく動きまわっても素敵な彼ら&クリスよりも働いているアダム君

HURTS《Evelyn》


 ファーストアルバム《HAPPINESS》の完成度がとてつもなく高い彼ら……まさか、自分の人生で、デペッシュ・モードとペット・ショップ・ボーイズとマーク・アーモンドの玉座、つまりは本物の80s音楽の領域を揺るがす存在が現れるとは想像だにしませんでした。

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 というわけで、狂ったようにHURTSに夢中な年の瀬の総括でした♪

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