Club Noohl
プライベート・プレス──書物と紙片にまつわるエトセトラ
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DATE: 2012/06/11(月)   CATEGORY: 展覧会
半喪のパ・ド・ドゥ、幕。
ミストレス・ノール Mourning Objet Collection
《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~》アンコール展示
ちひさな文藝キャバレー《半喪のパ・ド・ドゥ》は無事終了致しました。

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新作写真作品2点を加えて……
右上:《水面(みなも)の傷》/右下:《影の王国》



お越し下さいました皆々様に心より御礼申しあげます。
二度、三度と足を運んで下さったお客様もいらっしゃり、
感激で胸いっぱいでした……



今回は半喪の世界をよりゆったりとご堪能頂くためのお茶席
《ちひさな文藝キャバレー~半喪のパ・ド・ドゥ》も開催、
遠くは兵庫県から、乙女・淑女の皆様がお集まり下さいました♪

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昼下がり……お茶席の準備が整い、静かにご婦人方を待つ半喪の小部屋

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大切なお客様に心を込めて……
メニュー表、ティ・ナプキンとおしぼり(自社製品♪)、白蝶貝と純銀のカトラリー



《ちひさな文藝キャバレー》と名づけたのは、
サティがピアノを弾いていたことでも知られる
ベル・エポックの巴里のキャバレー
《シャ・ノワール(黒猫)》に憧れて。
お仏蘭西になれるわけがないので、極東の地らしく、
我が身の丈のごとく慎ましやかな集会を目指した次第♪

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二日目のお客様:淑女舎のめえこ様とりりこ様(左)
セラフィム様の薔薇模様のドレスをお召しのおふたり(右)


初日はテンパリスト執事だったため、
素敵な皆様を激写することを失念してしまいました。。。

七色の歌声持つK女史、芸術に造詣の深い黒衣の麗人A女史、
いつもお洒落なライターのH女史、
ロマンチックイラストレーターの可憐な茶谷怜花嬢の
華やかなお席でした♪


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三日目のお茶席に一番のりの麗しの天使画家・岸田尚嬢と埋男どん
皆様を待つ間、真面目に朗読の練習をする埋男♪




ちひさな文藝キャバレー“半喪のパ・ド・ドゥ"
[Menu]


半喪の時をやさしく告げる
薔薇水
チョコレートとチーズ菓子と共に……



談話の時間を彩る
温かな紅茶
北欧紅茶~アールグレイ

ダマスクローズジャムをそえて



朗読とオブジェによるちひさなバレエ詩
バレエ
死都ブリュージュ、半喪のパ・ド・ドゥ

バレエ台本と朗読……ミストレス・ノール



半喪色にささやく朗読会
死都ブリュージュ
朗読……ご参加のご婦人全員で



マリア様のご慈悲のようにやさしいお味
十字架と薔薇のケーキ
製菓:オトメチカ洋菓子店




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薔薇水が運ばれたお茶席
ダロウェイ夫人の手袋をモチーフにした桃色のハンカチてぬぐいをティナプキンに♪
三日目のお茶席:埋男&岸田尚嬢、孤高のピアニスト・久保田恵子女史、
アネモネの憂愁なるアルト・バニラ女史、秘めやかなる画家・安蘭嬢


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十字架と薔薇のケーキが運ばれてワクワクのお茶席
埋男(右上)も喜んでいる~♪


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画家の安蘭さま、麗しのお姿を再び激写
セラフィム様のテレーズワンピースに拙作のO・SA・GEブローチを♪




お茶席では、ローデンバック『死都ブリュージュ』の一節を
ご参加のご婦人方全員で、順番に朗読しました。

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朗読用に製本した『死都ブリュージュ』

女性の手から手へ、
丁寧に手渡される物語のなんという麗しさでしょう……!

幼きころ……
年の離れた従姉のお姉さんや独身の美しい叔母に
本を読んでもらうのが大好きでした。
それは、「大人の女性」という存在を
はじめて意識した瞬間だったのかもしれません。

母親の加護に満ちた肌合いとはニュアンスの違う、
少し余所余所しい、そして少し影のあるしずやかな朗読に
心をときめかせておりました。
幼い自分とは決して地続きではない、
永遠に手の届かない「大人の女性」に焦がれていた記憶……
囁くように語りかける朗読を愛している所以です。

お茶席での皆様の朗読は本当に美しく慎ましく、
幼きころの甘やかな時を彷彿とさせる、
追憶の中の「大人の女性」そのものでした♪

初日のお茶席では、美しい朗読の途中から雨が降り始めました。
それはまるでユーグの涙、ブリュージュに降る雨のようで
本当に心が震えました……


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薔薇水を召し上がる三編み麗しき永遠の乙女・Sachi嬢と
敬愛する芸術家・セラフィムのデザイナー中元かおり女史♪
人形作家の森馨女史&栗栖有稀女史とともに
最終日を華麗に締めくくって下さいました♪


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半喪の小部屋に佇むSachiさま♪ ご自身のブランドのお帽子も素敵!
オブジェ達も緊張中・・・



セラフィム様がお茶席の様子を素敵にご紹介下さいました!
→バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~

お茶席や在廊時、セラフィム様の麗しきお洋服が大活躍。
訪れる乙女淑女の皆様のセラフィム様率もとても高く、
画廊内はさながら御伽噺の挿絵の一頁のようでした。

身に余るご感想、本当にありがとうございました。
「来世は英国人」の称号も賜りましたので、
神様、ここはひとつ4649です♪


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ミストレス・ノール[バレエ鑑賞ノート]

アンコール展示では、バレエ愛を盛り上げるべく
これまで書きためたバレエ鑑賞ノート(一部)も出品。
久しぶりに読み返してみて己の傍若無人ぶりに赤面。。。
こちらをお目当てにお越し下さる方々もいらっしゃり、
嬉しいやら恥ずかしいやら……




半喪の小部屋を訪れて下さった全ての皆様に感謝を込めて……



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DATE: 2012/05/30(水)   CATEGORY: 展覧会
ダロウェイ夫人の季節
ミストレス・ノール Mourning Objet Collection《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~》アンコール展示、「ちひさな文藝キャバレー《半喪のパ・ド・ドゥ》」まであと数日となりました。

Mr ISOLA
半喪の小部屋(写真家ISOLA氏撮影)

新作写真作品2点《水面(みなも)の傷》《影の王国》もなかなか素敵に完成致しました♪
ぜひご高覧にいらして下さいませ。

各回、ご婦人4名限定のお茶席の準備も整いました。

今回は(来世祖国予定の)英国よりこつこつと個人輸入で蒐集してきたアンティーク茶器でおもてなし致します。ティポットとカトラリーは銀器。約100年を経た銀器の慎ましき光沢が乙女・淑女の皆様をひそやかに照らしますように。自社製品のティバッグハンカチーフ(ハンカチてぬぐい)もティナプキン&おしぼりとして大活躍の予定。そして、オトメチカ洋菓子店さまの十字架と薔薇のケーキはもちろん絶品です!

見習い執事たる半喪子が、精一杯おもてなしさせて頂きます♪

今回の展示では、お茶席にちなんだトリンケット(小間物)類も展示販売致します。
「愛書家のためのティタイム・キャスケット」には、オリジナルのハンカチてぬぐいはじめ、読書と喫茶の時間を彩るあれこれが収納されています。モチーフは、「ふしぎの国のアリス」「ボンド街のダロウェイ夫人」「チェシャ猫」。贈り物にも喜ばれます。



 「人生、ロンドン、六月のこの瞬間がある」

ダロウェイ夫人の季節、半喪の小部屋で皆様をお待ちしております。



そういえば・・・
少年性を紡ぐ孤高の詩人、エディ・スリマンがイヴ・サン・ローランに復帰! 私含め世界中のファンが待ち望んだ、初のウィメンズも手がける彼のコレクションの発表も六月だったはず・・・や、やはり、ウィメンズも超細身なのかしら。。。カールのようにわたくしもダイエットします宣言の初夏になりそうです♪
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DATE: 2012/05/21(月)   CATEGORY: 展覧会
半喪の幕、ふたたび
お陰様で、初台・ザロフにて開催しましたミストレス・ノール Mourning Objet Collection《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~》は盛況のうちに無事幕を下ろしました。

お越し下さいました皆様、お心遣いを下さった皆様、DMを置いて下さった画廊・店舗の皆様、個人的に宣伝してくださった皆様、そしてザロフご当主の石井さま、お世話になった全ての方々に心より御礼申しあげます。

毎回身に沁みますが、今回ほどお客様に支えられた展示はございませんでした。ご記帳シートに綴って下さったご感想の数々、まさに紙の宝石のごとく、です。玲瓏なる言の葉のひとひらひとひら、大切にさせて頂きます♪

★そして既に告知済みですが、アンコール展示が決まりました!
→ちひさな文藝キャバレー《半喪のパ・ド・ドゥ》

半喪の幕がふたたびあがります。
お誘いあわせの上、是非お立ち寄りくださいませ。
通常開廊は【16時~20時】です。お時間にご注意くださいませ。
全23点のアンコール展示に加え、新作写真2点追加予定、これまで書きためたバレエ鑑賞ノートも出品致します。また、ちひさな文藝キャバレーのお茶席にちなみ、読書と喫茶を彩るトリンケット(小間物)類も出品します。ブリュージュ愛、バレエ愛の下、皆様とともに静やかで朗らかなひとときをご一緒できましたらと存じます。皆様のお越しをお待ちしております。



Mourning Objet Collection《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~》最終日の風景♪

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敬愛する画家・安蘭さま
セラフィム様のドレスにO・SA・GEブローチを身につけて
ふたたびお出ましくださいました♪ まるで天女のよう……


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静謐な作風で知られるカリグラファの佐分利史子さまも交え
静やかな半喪のひとときを過ごしました(アンヌ・マリー気分で激写♪)


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バレエを嗜まれていらした美麗歌手・静さまと、いつもお洒落なH女史の麗しき後姿♪

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O・SA・GEブローチのH女史、可憐なるエレガンス!


→ザロフ様ブログ《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~十日目・最終日》





そして、大変光栄なことに、天女たる画家・安蘭さまがふたたび拙個展について綴って下さいました!
安蘭さまのブログより転載 2012/5/15)
もっか、自分に自慢中です・・・♪ 皆様にも自慢します♪♪♪



画廊珈琲Zaroffにて開催されていた
ミストレス・ノールさまの個展
Mourning Objet Collection
《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~》

最終日ということで再びお伺いして参りました。

過日お伺いした時は、そっと佇むオブジェの美しさに溜息、
美の心配りの行き届いた空間に溜息、
久々のノールさまとの再会を喜び、
その間に次の予定の時間が来てしまい
何だか落ち着かぬままに去ってしまったので、
昨日はゆっくり拝見出来て嬉しかったです。

ゆっくりし過ぎてすっかり長居してしまいました。

静寂の中、佇む美しいオブジェたち。
半喪に彩られた淡いグレーの世界。

そのひとつひとつの手仕事の美しさ、
そこへ注がれた多くの想い。

編み込まれた三つ編みの一目一目、
小さく開けられた穴のひとつひとつ、
伝う絹糸の一本一本、
その全てにノールさまの祈りが込められているようです。

そして、揺るがない美への誓い。

難儀なことがあろうとも決して屈することなく
美へと捧げられた想い。
この優美で柔らかな作品たちの中に
どれ程の涙や苦悩を秘めていたのであろう、
それでも尚、気高く在るお姿を想い、
拝見しながら何度も涙しそうになりました。

どんなに素晴らしい展示であっても
会期が終了してしまうと、もう二度と同じものは見られません。

しかし、魂に刻まれたこの麗しき記憶は
ふとした折々に甦り、確かに在ったという気配を
感じることが出来ることでしょう。
まさに半喪の気配そのもの。

今でも思い出す度にうるうるしてしまいます。

本当にお伺い出来て良かったです。

公私共に仲良くさせて頂き、恐縮してしまうほど、
もっとも敬愛する作家のおひとりです。

ミストレス・ノールさまブログ
http://clubnoohl.blog66.fc2.com/

ノールさまの作品を見ずにして、美が何たるかを知る術はありません。


私はどれ程まで美へ魂を捧げられるだろうか。
どれ程の世界が作り出せるだろうか。

そんな事を自問自答しております。

『感性と技量をもって受け手に戦慄を味合わせるほどの表現を、
耽美主義者はしなければならない』

ずっとずっと心に掲げている或る方からの御言葉。

頑張ります、という言葉では足らぬほどですが、
私も一心に進みたいと思います。





安蘭さま、身に余るお言葉を本当にありがとうございました(号泣)。
そして、安蘭さまの、美への澄み切った想いに改めて感動いたしました。

安蘭さまは2012年9月10日~15日まで、銀座ヴァニラ画廊にて個展《花蜜のアンフラマンス》を開催されます。
今から本当に楽しみです!!!

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DATE: 2012/05/12(土)   CATEGORY: 展覧会
半喪の奇跡
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展示風景/Act Two「黒、または罪のパ・ド・ドゥ」オブジェ群

★ミストレス・ノール Mourning Objet Collection★
《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~》

2012.5.4~5.14 *水曜日定休
12時~20時
初台・画廊 珈琲 ザロフ


本日もたくさんのお客様にお越し頂きました。

可憐なる二人の乙女とゆっくり談話を楽しんだ後、栗栖有稀さま古賀郁さまのふたたびのご来廊に感激、大好きな「マタイ受難曲」をBGMにしていたところ、「レオンハルトですね」と古賀さま……すごい御方です。
過日、ふたたびお見え下さった浅野信二さまもレオンハルトのマタイが一番お好きとのこと、敬愛する方々と好きなものが一緒であることを発見する歓喜に小躍り致しました。

黒衣の麗人、ご高名なるピアニスト・久保田恵子さまが続いてご来廊、静謐なる音色そのままの佇まい、半喪の空間がマリア様のご慈悲で淡く色づく不思議を感動を持って眺めておりました。

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オブジェ作品《白の女、または宿命》2012

そうして後、ひとりの紳士が静かにお出ましになりました。静寂のノーブレスに包まれた唯ならぬ佇まいにしばし緊張、ゆっくりご高覧になられたご様子を見計らって、ご挨拶致しました。

……唯ならぬ佇まいであるはずです。なんと、ローデンバック研究家の村松定史先生だったのでございます!

先生が翻訳されたローデンバック詩集『静寂』(森開社刊/1986)、『樹』(森開社刊/2009)をひとりさめざめと涙しながら読んだ記憶が甦りました。日本でのローデンバックの翻訳と受容を編んだファン垂涎の書物『日本におけるジョルジュ・ローデンバック』(芸林書房刊/1998)には先生のローデンバックへの深い愛情が満ち満ちています。

久保田恵子さまと村松先生を囲み、暮れゆく清々しき午後、ノーブレスに満ちたひとときを過ごさせて頂きました。ブリュージュという都市にたゆたうマリア様のみ恵みが、ここ初台五差路の小部屋にもしっとりと流れ込んだかのような奇跡のひととき……半喪のヴェールを揺らしていたのはみ恵みの風でした♪

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その後も途切れなくお客様がお越し下さり、感謝の気持ちをどれほど綴っても足りない程です。
皆様のお心尽くしにこころより御礼申しあげます。




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憧れ続けて幾星霜、麗しの人形作家森馨女史&アニキこと孤高のオブジェ作家菊地拓史様♪
(森さん家の猫・木目ちゃんも美麗!)



*英国クリケットな装いの江津匡士さまを激写し忘れて大変後悔の舞

→ザロフ様ブログ:バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~ 八日目(急告あり)



明日も皆様のお越しをお待ちしております♪
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DATE: 2012/05/11(金)   CATEGORY: 展覧会
ミストレス・半喪子
ミストレス・ノール Mourning Objet Collection《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~》、本日もたくさんのお客様にお越し頂きました。


★ミストレス・ノール Mourning Objet Collection★
《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~》

2012.5.4~5.14 *水曜日定休
12時~20時
初台・画廊 珈琲 ザロフ


はじめてお会いするお客様から筆名の由来を尋ねられることが多く、その都度、気取りが高じてウィットに転化するはずの筆名が、どうやらそうでもなかったらしい現実に直面し、赤面しております・・・

noohl(ノール)は、本業のブックデザイン業を営む事務所名holon(ホロン)のアナグラム、そして、作品制作を「個人」に収斂させることに違和感があった故(作品の理想は無名の印象)、Doctor WhoやMr.ビーンみたいに架空の人物ぽくしたく、あっちがDoctorやMr.ならこっちはMistressだ!てな具合に、なかなかの英国流ウィットの出来映えに満足、ひとり悦にいっていたのですが、、、(汗)



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素敵なお客様が見つけて下さった半喪の中の三日月


「もうこの世には存在しないバレリーナ、古い写真の中に在り続け忘れられた存在であったバレリーナが、こうして素敵な作品としてよみがえっていることを天国で知ったら、きっと喜ぶことでしょう」……お客様より

コラージュの手法で作品制作をする者にとって、これ以上の賛辞はありません。古い写真は「素材」「要素」ではありません。人やモノが息づいた証、かけがえのない記憶が眠り続けるうすき墓標。
見知らぬ生と死の燦めきを継承する慎ましき気概とともに、常に敬意を込めて、丁寧に、鋏を入れています。


繊細の極み、とも呼べる筆致で美を紡ぐ関西在住の画家永井健一様より光栄にも拙個展のご感想を頂きました。(永井健一様のブログより抜粋)

 見て良かったと思える展示を拝見できた時
 本当に疲れがフッと霧散、魂が熱を帯びていく感覚が染み渡っていき、
 自分の制作にまつわる全てを顧みて気持ちを新たにします。
 先日伺った展示でもその体験をいたしました。
 昨年、その御作を一目見て虜に成った、ミストレス・ノール様の個展です。



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半喪のヴェールと作品《影の行列》(部分)


清らかな描線と、その奥にくぐもる秘めやかなエロスで魅了し続ける画家安蘭様からも身に余るご感想を頂戴しました。(安蘭様のブログより抜粋)

 敬愛する作家・ミストレス・ノール様の個展を拝見しにZaroffへ。
 「バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~」
 扉を開け、一歩。
 薄墨色のヴェールの向こうには、美しくも切ない世界。

 ノールさまの美への想い、バレエへの想いが
 繊細なオブジェ作品となり、佇んでおりました。

 二次元と三次元の狭間のような半立体の不思議な作品たち。
 浮世と現世とを彷徨う魂の揺らぎのよう。

 作品だけでなく、ディスプレイ、空間演出、
 全てにノールさまの美のこだわりが行き届いていて
 その美意識の高さに毎回心が震え、感動致します。

 美とは尊く、清らかで、静粛で、
 創造とは美へ魂を捧げることであると、
 ノールさまの世界に触れる度に、身が引き締まる想いになります。




歓喜に打ち震えております♪ 心より御礼申しあげます。


日々審美眼の高いお客様に支えられ、心地よい緊張感と共に在廊しております。
本日も此処に書ききれない程の多彩なお客様に彩られ、励まされ、ミストレス・半喪子、半喪のひとり舞♪


「この空間に居たら、誰もが美女になれます」……黒衣の麗人様より頂いた感涙のお言葉


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展示風景/Act One「琥珀、または遺髪のパ・ド・ドゥ」のオブジェ群



いよいよ会期も残すところあと三日となりました。
ミストレス・半喪子、明日も元気に皆様のお越しをお待ちしております。
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DATE: 2012/05/10(木)   CATEGORY: 展覧会
半喪子の小部屋
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展示風景/プロローグ「白の女、または宿命」のオブジェ群



本日、ミストレス・ノール Mourning Objet Collection《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~》の後半がスタートしました。

★ミストレス・ノール Mourning Objet Collection★
《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~》

2012.5.4~5.14 *水曜日定休
12時~20時
初台・画廊 珈琲 ザロフ


私がお客様をおもてなししている様子をザロフご当主の石井さまがご覧になる度、「徹子の部屋のようですね」と呟いていかれるので、「半喪子の小部屋」としてみました。


半喪子の小部屋へようこそ!





本日は遠方からご高名な銅版画家の林由紀子さまがお見えになり、実際に訪れたブリュージュの街や欧羅巴の墓地の美について、誰も居ない街の風景の美しさや欧羅巴文学の花々などについて、麗しきお話を♪

そしてもうひとりの林さま、セラフィム様のブログで作品を拝見して以来、お会いすることを夢見てきたコラージュ作家の林美奈子さま。お師匠さまとお出ましになり、お二人のやさしくチャーミングなお人柄に引き込まれ、お話は尽きませんでした。


そうして夕暮の諧調麗しく下りるころ、「青い月と赤い薔薇」の青月様とさち様がお揃いで半喪子の小部屋へ!
……王子様とお姫様たるお二人を前に、薹の立ったチビっ子半喪子、緊張しきりでした……(緊張しすぎて、記憶が曖昧です。。。さち様お手製のケーキも頂き、もはや失神寸前でした。。。)


皆様、とても丁寧にじっくりゆっくりご高覧下さり、本当に嬉しく、励まされる思いでした。


そしてそして、私がもっとも敬愛する芸術家である写真家・大串祥子さまがご来廊♪ 東京出張のお忙しい合間をぬって、かけつけて下さいました。半喪子が常に、美の矜恃のお手本として、永遠に崇拝し続ける御方です。

長年の友人であるこちらも美の職人・菫朗さまとも感激の再会、半喪いろのワンピースで白薔薇とともに現れた半喪子の娘・ちるこ様には「たいへん良くできました」のしるしを頂いて歓喜の舞、三編み可憐な画家・黒木こずゑ様とは不思議な符合に感激の舞、大人の魅力満載のリルガ様に誉めて頂いてご満悦の舞、材料関係で大変お世話になった香凜さまとは巻ロック話でウーリーロックの舞……と、幸せなひとときでございました。

皆様のおかげで半喪子の小部屋が淑女のサロンに大変身。
本当に楽しく、華やいだ、和気あいあいのひとときでございました。


ザロフの常連様もたくさんお立ち寄り下さり、思い思いにご堪能されたご様子、お越し下さいました皆々様に心より御礼申しあげます。



明日も半喪子の小部屋にて、皆様をお待ちしております!


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DATE: 2012/05/09(水)   CATEGORY: 展覧会
半喪の幕間
幕間の時間、それは、薄ら氷のようなあわやかな時間。


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第一幕の緞帳が下り、次の幕がはじまる前のわずかなひととき、劇場中がいったん小休止します。
緊張や高揚感に満ちていた劇場内に安堵のやさしい空気が流れ込み、次の高揚の時間まで、心地よいざわめきが漂います。

画廊定休日の今日、誰もいない小部屋にて、オブジェたちは束の間の幕間をしずかに過ごしていることでしょう。





お陰様でミストレス・ノール Mourning Objet Collection《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~》も無事前半を終了いたしました。お越し下さいました皆々様に改めて心より御礼申しあげます。


★ミストレス・ノール Mourning Objet Collection★
《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~》

2012.5.4~5.14 *水曜日定休
12時~20時
初台・画廊 珈琲 ザロフ


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美しきお客様の後ろ姿
敬愛するロマンティックイラストレーター・茶谷怜花さま♪


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お人形のようなニナさまは
セラフィム様のテレーズワンピースに拙作のO・SA・GEブローチを♪


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可憐な怜花さまも激写
薔薇色のO・SA・GEブローチに感激♪



既に薹の立ったノールも人工O・SA・GE装着中でしたので、嬉しいO・SA・GE組でした!

過日、お越し下さったもっとも敬愛する芸術家のおひとり、画家の安蘭さまや、遠く関西からお出ましの可憐なる乙女・小紫さまも拙作のO・SA・GEブローチを身につけてきて下さり、皆様のさりげないお心遣いに感涙する次第です。(激写し忘れたことをモーレツに後悔中。。。)


乙女たちの胸元にしずかに寄り添うO・SA・GEよ、乙女たちの幸いを末永く見守りたまえ……





今回の展示では、オブジェ作品とともに、コラージュの手法を応用した写真作品も展示しております。光栄にもお客様にご好評を頂いておりますので、少しご紹介♪


古い写真やオリジナル画像の切り抜きをそれぞれ、前景・中景・後景として設置、その間に照明をあて、糸やリボン、薔薇のドライフラワーなどの素材や立体物も加え、撮影しています。(コンピュータでの画像合成は行っていません。)

薄い世界の中に不思議な奥行き感が現れる作品となりました。

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《半喪の嘆き》2012/遺髪とサインチャーム付きphoto作品
シートのみ・限定30部(額ありのご相談も承ります)
シートの上に、サイン&限定No.を書いたメタルチャームと
絹色をリボンで綴じた遺髪が貼付されています


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《薔薇の諦念》2012/遺髪とサインチャーム付きphoto作品
シートのみ・限定30部(額ありのご相談も承ります)
シートの上に、サイン&限定No.を書いたメタルチャームと
絹色をリボンで綴じた遺髪が貼付されています






通販のお問い合わせも頂いており感謝です。
ミストレス・ノール(noohl@tokyo.email.jp)もしくは画廊(03-6322-9032)までお気軽にお問い合わせくださいませ♪



皆様のお越しをお待ちしております!
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DATE: 2012/05/06(日)   CATEGORY: 展覧会
半喪と沈黙と祈り
ミストレス・ノール Mourning Objet Collection《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~》三日目が無事終了いたしました。

★ミストレス・ノール Mourning Objet Collection★
《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~》

2012.5.4~5.14 *水曜日定休
12時~20時
初台・画廊 珈琲 ザロフ


遠雷にエリオットの荒地を重ねて文学的ムードに浸ったのも束の間、此処極東の地では豪雨を降らせる雷とあいなり、お足元のお悪い中をお越し下さいました皆々さまに心より御礼申しあげます。


本日も関西方面から、昨年に引き続きご出張の合間をぬってお越し下さったご婦人、ご高名なる作家さま、敬愛する聖職者の先生、折々に拙展示にお越し下さる紳士淑女乙女の皆様、ザロフの常連さま、ヴリル協會さまのご紹介記事でお出まし下さったイケメン様など多彩なお客様に加え、バレエ検索で拙個展を見つけお越し下さった可憐なるバレリーナの少女に感激し、希有なる歌声と繊細な美意識持つ大好きなK女史とはお久しぶりにじっくりと会話を楽しみました。



毎回感謝の念と共に痛感致しますが、この度の展示でもつくづく思い至ったのは、本当に、お客様に恵まれ、助けられているということ。

陳列された作品群をご高覧になるお客様の後ろ姿ほど美しいものがあるだろうか……といつも思います。

小雨の昼下がり、あるいは雹にかわった禍々しい明るさ持つ室内、あるいは月明かり美しい静やかなひととき、作品群を背景にそこに佇む情趣は聖堂に満ちる清廉なる空気そのものです。



作品の究極の理想は無名の印象。

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……森奥、朽ちた館にふと迷い込む。湿った廊下の先、ひとつの扉を開けるとそこには、誰が蒐集したとも知れないオブジェ・コレクションがうっすらと埃を被って陳列されていた。世界の淵でひっそりと刻んできた時が積もり、また、喪われた時がそのまま凍結された予感にも満ちている。……いったい、誰がどんな目的で蒐集したオブジェなのだろう……

そこには、オブジェ群の時だけが流れている……
作り手の名前や痕跡はいっさい残っていない……



そのような展覧会を理想としているせいでしょうか。

展覧会の主役は、作品とそれをご鑑賞されるお客様の機微以外存在しないと思っています。作品を制作した作家はあくまでも脇役。極論すれば、作家不在がもっとも美しい形態。
展覧会はけっして、(生々しい意味での)作家自身の売り込みの場、自己紹介の場ではありません。そのような野心溢れる作家さまの存在は否定しませんが、私の美意識とは著しく異なります。

展覧会会場は本来神聖なる場所……。(言うまでもありませんが、わたくしの作品が神聖という意味ではありません)

たましいを削りながら孤独のうちに制作した祈りと、ご自身の貴重なお時間を削って訪れて下さったお客様の無償の愛が出会う極めて清らかな場所です。
作家の在廊の役割がたったひとつあるとすれば、その出会いの水面にすっと明かりが差し、たましいの震えたるわずかなゆらぎが生まれることを願ってじっと待つこと。

沈黙こそが作家の祈りであるべきです。
沈黙は、作品とお客様との間に生まれつつある機微への敬意の証です。
その沈黙は、深い彩りに満ち、どのような言葉よりも能弁であるはずです。豪奢な精神性、豊穣なる退廃も全て沈黙の中にあってこそです。

そのような神聖な場に、現実的で生々しい、人間界の些末が入る隙間は微塵もありません。



お客様の美しく玲瓏なる後ろ姿に今日も励まされ、美に対するささやかなる矜恃をこの度も再確認致しました。
お越し下さいました皆々様に改めて心より御礼申しあげます。



とはいえ、お客様の後ろ姿をじーーーっと凝視したり、むすーーーっと沈黙し続けたりはしませんのでどうかご安心を! 

明日も皆様のお越しをお待ちしております♪




   「わたしは静かに神を待つ」
           ……詩篇第62編
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DATE: 2012/05/06(日)   CATEGORY: 展覧会
半喪の日々
ミストレス・ノール Mourning Objet Collection《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~》二日目が無事終了いたしました。

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展示風景

★ミストレス・ノール Mourning Objet Collection★
《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~》

2012.5.4~5.14 *水曜日定休
12時~20時
初台・画廊 珈琲 ザロフ


お越し下さいました皆々様にこころより御礼申しあげます。

遠くは関西方面から、敬愛する作家さまや以前から折々にお気に留めて下さっている可憐な乙女、淑女の皆様が貴重なお時間をさいて訪れて下さいました。

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半喪色の空間に佇む半喪色のドレス麗しき画家・金田アツ子さま

半喪に満ちた小部屋を思い思いに堪能して下さり、じっくりと時間をかけてご高覧頂くご様子を拝見できることは何よりも嬉しいことです。制作は孤独な作業なので尚、皆様の率直なご感想は大変励みになります。その上、乙女・淑女の皆々様に拙作をお迎え頂き、これ以上の歓びはございません。

こころより御礼を申しあげたいと存じます。

今回の展示は、作品展としては初めての個展となります。(昨年6月のZaroffでの個展は装身具と紙製品を中心にした小間物店がコンセプトでした)

長い時間をかけて企画をあたため、バレエとブリュージュへの敬愛、憧憬を綴っております。ぜひ半喪の世界を覗きにいらして下さいませ。お待ちしております♪


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DATE: 2012/04/20(金)   CATEGORY: 展覧会
ミストレス・ノール個展
★ミストレス・ノール Mourning Objet Collection★
《バレエ詩集~半喪のパ・ド・ドゥ~》


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2012.5.4~5.14 *水曜日定休
12時~20時
初台・画廊 珈琲 ザロフ

長きに渡り敬愛してきたバレエへの追憶や夢想を閉じ込めた
モーニング・オブジェのコレクション展です
(Mourning/モーニングは「喪」「哀悼」の意)
新作約20点、旧作5点を出品します

[ミストレス・ノール在廊日]
全日・終日在廊いたします


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